【悲惨な末路?】一生独身の男性はずるい?生涯独身の道は賢い選択なのか

一生独身の 選択は賢い?

「今は独身生活が快適だけど、老後は大丈夫?」「一生独身で過ごすのは賢い選択なの?」と悩んでいませんか?

最近は晩婚化が進み、生涯独身という人も増えています。国立社会保障・人口問題研究所のデータによると、2020年の50歳男性の未婚割合は28.25%です。

年代別50歳時の未婚割合(男性)
50歳時の未婚割合(男性)
国立社会保障・人口問題研究所のデータを加工して作成

特に男性の場合は結婚がデメリットだと考える人も多いようです。

専業主婦となると男性が金銭面で負担を強いられますし、一人でゆっくり過ごす時間も取りにくくなります。

一方で独身のままだと孤独な老後を迎える可能性があり、その辛さは実際に老人にならないと分かりません。一生涯を独身で過ごすのは賢い選択なのでしょうか。

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目次

生涯独身の男性が年々増加している理由

生涯独身増加中

生涯独身の男性が増えている理由としては、下記のようなものが挙げられます。

そもそも出会いが無い

恋愛・結婚調査2023(リクルートブライダル総研調べ)によると、なんと20代~40代独身男性の半数以上は現在彼女がいません

現在恋人がいない男性、付き合ったことがない男性の各割合
ブライダル総研「恋愛・結婚調査2023」を加工して作成

それどころか、30代男性の3人に1人以上が「彼女いない歴=年齢」です。彼女ができないのだから、結婚ができないのは当然です。

経済的に養えない

2023年度の家計調査(厚生労働省)によると、年収の中央値は405万円です。この年収で妻が専業主婦として子供を育てるとなると、生活は少し苦しいかもしれません。

また最近は派遣社員などの非正規雇用が増えており、収入が不安定なため家族を養う自信がないという人も多くいます。

結婚にメリットを感じない

結婚は大昔からある家族制度ですが、一方で科学技術は日々進歩しています。昔は時間がかかっていた家事も、今はずいぶん便利になりました。

  • 宅食サービス
  • ネットショッピング
  • 食材の宅配サービス
  • 全自動洗濯機
  • お掃除ロボット

快適な一人暮らし生活が送れるようになり、専業主婦の必要性は減っています。

熱中できる趣味がある

誤解を恐れずに言えば、昔の人は暇でやることがないから結婚していました。今は娯楽も多様化して、安価で熱中できる趣味がたくさんあります。

インターネットの発達で、娯楽や趣味の幅も増えました。日々の楽しみを見つけることで、一人の寂しさも紛らわすことができます。

怖い?結婚できなかった独身男性の末路

独身男性の怖い末路

独身生活の恐ろしい所は、若い頃は楽しいという点です。20代や30代の頃は華の独身生活を謳歌できるでしょう。

しかしそこから40代・50代となると、徐々に孤独感を感じるようになります。いざパートナーが欲しくなった頃には誰にも相手にされないかもしれません。

30代に入ると、独身のみじめさを感じ始める

今時30代で独身の男性は普通にいます。周囲も同年代の独身がいるので、結婚への焦りもそれほど感じないはずです。

既婚者が奥さんへの不満をこぼしながら子育てに苦戦する中、自分は独身生活の自由を謳歌できます。

しかし今まで一緒に遊んでいた友人も、結婚して付き合いが悪くなるでしょう。

既婚者の人数が徐々に増えて、少しずつ壁を感じ始めます。若干のみじめさを感じつつも、まだまだ独身の快適さを感じる年代です。

40代以上の結婚はとても難しい

国立社会保障・人口問題研究所のデータによると、2021年の男性初婚率は40~44歳だと4.02%です。

男性の年齢別初婚率(2021年)
国立社会保障・人口問題研究所のデータを加工して作成
男性の年齢別初婚率(2021年)
国立社会保障・人口問題研究所のデータを加工して作成

平たく言うと「40代独身の男性はおよそ25人に1人しか結婚しない」といえます。

それより上の年齢になると、更に初婚率が下がります。孤独を感じて結婚したくなった頃には出会いが無いという可能性が高いです。

そのためあなたが結婚したいなら、できるだけ若いうちに婚活を始めることをおすすめします。

50代以降は孤独との戦い

50代を超えると、両親は80代~90代。両親が共に亡くなるケースも多い年代です。肉親がいないと、損得勘定を抜きにして付き合える関係はほとんどありません

職場の人間関係は学校と違います。常に上下関係が付きまとい、友達としての付き合いはかなり難しいです。

心を許せる関係は無くなり、寂しい生活を過ごすことになります。孤独な生活がいかに辛いのかは、過ごしてみないと分かりません。

未婚男性の平均寿命は短い

未婚男性と既婚男性の死亡率
未婚男性と既婚男性の死亡率
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)、人口動態調査を加工して作成

政府が統計を取っている人口動態調査のデータを見ると、未婚男性の死亡年齢は65~69歳でピークを迎えます。

配偶者のいる場合が80~84歳であることを考えると、未婚男性の平均寿命はとても短いです。

単純に「独り身で寂しいから早死にする」とは言い切れませんが、独身生活が寿命と関係していることが見て取れます。

独身のメリットは多い!一生独身がずるい理由3選

独身にもメリットはある

ここまでは独身として生きる厳しさを書きましたが、当然ながら独身でいることにはメリットもあります。

世間のしがらみに縛られず、気楽に生きられる

独身者は養うべき家族がいません。そのため社会的な責任が少なく、気楽に生きていけます。

  • 仕事に思い切り打ち込める
  • 逆に万年平社員でも迷惑をかける人はいない
  • 転職・起業にもチャレンジしやすい

独身は人生のリスク許容度が高いので、思い切った行動ができます。

お金と時間を趣味に費やせる

お金と時間は生きる上で欠かせない大事な資産です。例えば結婚することで、下記のような出費が必要となります。

結婚の初期費用
結婚式や結納、新婚旅行にかかる費用。
家族を養うための生活費用
住居費、食費、光熱費など生活に必要な費用。
子育てにかかる費用
高校や大学への進学、学習塾にかかる教育費。
生活用品、医療費、お小遣いなどの養育費。

三井住友カードの記事によると、子育てにかかる費用は1人あたり2,700万円から4,100万円とのことです。

独身者にはこういった出費が無いため、その分のお金を自分のために使えます。また育児や家族サービスかける時間も無いので、自由な時間を全て自分の好きなように過ごせます。

早期リタイア(FIRE)も目指せる

独身であれば、最近流行している早期リタイア(FIRE)を目指すこともできます。

FIREとは?

年間支出の25倍程度の資産を確保し、投資など不労所得のみで働かずに暮らせる状態になること。

先ほどのように家族を養い、高校や大学へ行かせるには数千万円ものお金がかかります。

独身ならそのお金を投資に回し、不労所得だけで暮らすことも可能です。嫌な仕事から解放されて、好きなことをして生きていけます。

言い換えると「生涯独身でいることを引き換えに、生き方の選択肢を増やせる」ということです。

一生独身を覚悟した男性にはどんな準備が必要?

独身の覚悟
婚活犬

僕は異性には縁のない人生だし、生涯独身で生きていくよ。

婚活猫

まあそれも選択肢のひとつだよね。

人生に正解はありません。結婚すると幸せになるとは限りませんし、むしろ独身の方が幸せな場合だってあります。

独身で生きていく覚悟を決めた方は、幸せな老後のためにどのような準備をするべきでしょうか。

将来のため投資をする

あなたが年老いた頃には両親も亡くなっており、周囲に頼れる人は少ないはずです。頼るものはお金だけかもしれません。

その時が来るまでに投資を始めましょう。家族の養育費が無いので資金に余裕があるはずです。

お給料を趣味に費やしてもあなたを叱る人はいませんが、無駄遣いをしすぎず倹約に努めてください。

楽しみを見つける

独身者はお金と時間を自由に使う権利があります。せっかくなら楽しみや生きがいを見つけて、人生を楽しみましょう

既婚者は家族を養っていく義務があります。家族に楽しく暮らしてもらうため、辛い仕事も頑張れるのです。

傍目には可哀想かもしれませんが、既婚者本人はそれをモチベーションに日々を過ごしています。

一方で独身者は家族を養う必要がありません。熱中できる趣味を見つけて、人生を豊かに過ごしてください。

健康を維持する

健康は生きていく中で最も重要です。食事の節制と適度な運動で、健康な体を維持しましょう。

既婚者はパートナーや子供と助け合って生きていきますが、独身者だと病気になったときに頼る人はいません

特に老後、「病気にかかったしお金も無い」という状況は非常に困ります。若いうちから体に気を遣って下さい。

良好な人間関係を築く

独身者の老後は、家族という重要な人間関係が欠けています。現在の人間関係を大切にしましょう。

  • 兄弟姉妹や親戚
  • 職場の同僚
  • 友人・知人

一生独身が不安な人は婚活を始めよう

婚活でパートナーを見つけよう
婚活犬

やっぱり独身で生きていくのは大変そうだから、婚活を始めようかな!

婚活猫

考えがコロコロ変わるな…。

「自分は既婚者とは違う」と割り切り、若いうちから準備していれば生涯独身でも快適に過ごせます。

一方で「結婚に興味があるけど出会いが無い」という人もいるでしょう。こういった方は婚活に挑戦するのがおすすめです。

共働きなら低年収でも問題なし

金銭面の不安を理由に結婚を諦める男性も多いでしょう。しかし共働きなら低年収をカバーできます。

専業主婦を望む女性が多いのは事実ですが、世の中には結婚後も働きたいという女性もたくさんいます。婚活の中ではそういった共働きを希望する女性を見つけましょう。

また共働きのメリットは低年収の方に限りません。夫婦が共に高年収であれば、早期リタイア(FIRE)も目指せます。

ただし共働きを選択するのであれば、家事・育児を夫婦で分担する意識を持たないといけません。

一方にばかり負担がかからないよう、片働きの家庭以上に家事分担が大切になります。

結婚相談所での活動がおすすめ

あなたの目的が結婚することなら、下記のような理由から結婚相談所での活動がおすすめです。

30代~50代の会員が多い

結婚相談所にいる会員のボリュームゾーンは30代~50代です。通常は結婚が難しい40代や50代の方も、出会いが豊富なので充分に成婚する可能性があります。

されどわ

もちろん20代や、60代以降の会員も在籍しています。

また相談所の会員は「結婚できなかった余り者ばかり」ではなく、あなた好みの美女もいます

会員の結婚への意識が高い

結婚相談所は結婚を前提とした出会いを求める場所です。

そのためマッチングアプリ等の婚活サービスよりも結婚に前向きな会員が多く、より短期間で結婚が目指せます。

通常の恋愛が2~3年ほど付き合った末に結婚するのに対し、結婚相談所は出会ってから3ヶ月~半年以内には成婚退会できます。

仲人のサポートがあるので恋愛経験が無くても安心

30代男性の約30%は「彼女いない歴=年齢」です。それまで恋愛経験が無い人も多く、活動の進め方に不安も感じる方もいるでしょう。

結婚相談所なら専属の仲人が付きます。仲人のアドバイスを受けながら、二人三脚で婚活を進められるので恋愛経験が少ない方も安心です。

老後に向けて後悔の無い選択を!

老後に向けて後悔の無い選択を!

いかがだったでしょうか。本記事のポイントは下記の通りです。

  • 一生独身で過ごすつもりなら、若いうちから老後の準備をしよう
  • 結婚に興味があるなら、まずは婚活に挑戦しよう

人生に正解はなく、他人がとやかく口を出す筋合いはありません。あなた自身が後悔無く人生を過ごせれば、それでいいのです。

とはいえ個人的には結婚に少しでも興味があるなら、まず婚活に挑戦してみることをおすすめします。

婚活を試した結果、「やはり独身がいい」と感じたら生涯独身の道を歩めばいいのではないでしょうか。

あなたが後悔のない人生を送ることを願っています。

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