「仮交際ってどんな感じで進めるの?」「真剣交際へ進む相手の見極め方が分からない…」と悩んでいませんか?
結婚相談所では一般的な恋愛よりも短期間で相手を見極める必要があるので、仮交際の期間中には様々な相手と出会い・別れを繰り返します。
3回~5回程度のデートで相手を見極めたあとに、結婚を前提とした真剣交際へ進むことになります。
私は結婚相談所で200人以上の女性とお見合いを行い、そのうち100人以上の方と仮交際へ進んだ経験があります。
本記事では相談所での経験豊富な私が、仮交際を上手に進めるコツや、結婚相手を見極める方法をご紹介します。
仮交際のルールを理解して、早期の成婚退会を目指しましょう。
また結婚相談所での活動の流れについては、それぞれ下記の記事に詳しく書いています。よければこちらもご覧ください。
お見合い~成婚までの流れ
結婚相談所で出会ってから、結婚するまでの流れは下記のような感じです。
一方がお見合いを申込み、他方が受ければ成立。
ホテルの喫茶店などで1時間ほど話す。
3~5回程度デートする。
並行での交際は禁止。結婚を前提として付き合う。
プロポーズ、成婚料を支払って退会!
お見合いの後、2人がもう一度会ってみたいと思ったら仮交際が成立となります。
一般的に、仮交際の期間中は3~5回程度デートへ行きます。もちろん、その期間中に「やはり合わない…。」と思ったら交際終了です。
その後2人が結婚を前提に付き合いたいと考えたら、真剣交際という次のステップに進みます。
仮交際は終了するかの見極めが重要
真剣交際へ進む気がないのにダラダラと仮交際するのは時間の無駄です。
仮交際を終了するかどうかの見極めは、結婚相談所での活動のなかで最も重要と言っても過言ではありません。
無駄な仮交際をいち早く終了して、大事な人のために時間を使うことが短期成婚のカギとなります。
仮交際を終了するか交際を継続するか見極める際は、下記のような点を意識しましょう。
- 楽しくデートできているか
- 幸せな結婚のイメージができそうか
- デート中に違和感はなかったか
デートを楽しく過ごせたかどうかはもちろん大事ですが、最後の「違和感」も重要です。
- 相手が「自分が逆の立場ならやらないような行動」をしてくる
- 無理をしている・演じているような感じがする
- なんとなく会話が楽しくない
その他にも「うまく言えないけど、気になる点がある…」ということがあれば要注意です。仲人とも相談しつつ、違和感を解消しましょう。
仮交際は終了するのが当たり前
多くの人にとって、仮交際から真剣交際に進むまでの道のりが鬼門となります。
仮交際ではガッツリ一日中デートした翌日に、終了の連絡が来るということが日常茶飯事です。
金銭的にも精神的にも大ダメージです!
仮交際で苦戦するのはあなただけでなく、多くの人が苦しんでいます。逆に真剣交際まで進んでしまえば、高確率で成婚退会ができます。
お断りの連絡は仲人を通して!
仮交際を終了する場合は、仲人から相手に伝えてもらいます。わざわざ仲人を通して伝えるのは、下記のような理由からです。
- 余計なトラブルを防ぐ。
- 双方にとってストレスを感じず別れられる。
自分で直接相手に伝えると、トラブルの原因になります!
仲人に交際終了の報告をしたら、あとは連絡先を削除して交際終了となります。
交際終了に罪悪感は不要!
「性格が合わない」「真剣交際へ進む気がない」と思ったら、速やかに交際終了してください。
「断るのが気まずい」と考えて、ダラダラ交際するのはお互いにとって無駄な時間です。
交際終了に申し訳なさを感じる必要はありません。
仮交際では並行交際もOK
並行交際とは、1度に複数の相手と仮交際状態になることです。
仮交際中は効率よく活動を進めるために、並行交際することが推奨されています。並行交際には、下記のようなメリットがあります。
- お相手の比較ができる
- 婚活期間の短縮になる
最短で結婚するためで、浮気ではありません!
並行交際の人数は2人がベスト
同時に仮交際する人数は、特に決まりがありません。しかし並行交際の人数には注意が必要です。
下記の様な理由から、私は同時に仮交際する人数は2人がベストだと考えています。
- デートのスケジュールが破綻する
- 交際相手の情報が混ざる(相手の情報、話した事など)
- 余計な迷いが出る
私は4人同時に仮交際した経験がありますが、うまくいきませんでした。
仮交際の相手とは毎週会うべき
仮交際の相手とはできれば毎週、最低でも2週に1回はデートするべきです。
- 相手があなたへの興味を失う
- 並行交際していると疑われて、フラれる原因になる
結婚相談所の恋愛は短期集中で進むので、デートの間隔を空けない方がうまくいきます。
交際相手の情報が混ざらないように注意!
並行交際の人数が多いと、交際相手の情報が混ざって危険です。
私は4人同時に並行交際していた時に、間違えて他の交際相手の名前を呼んでしまうという失敗をしました。
○○さんはどの料理にするの?
その人は私じゃないよ。誰と間違えているの?
地獄みたいな空気になりました。もちろんそのデートを最後に、交際終了を告げられました。
並行交際の相手が多いと迷う
並行交際の人数が何人いても、あなたが最終的に成婚退会できる相手はたった1人だけです。
4人も5人も仮交際をしていると、1人に絞り切れなくなるので気を付けましょう。
最初から選択肢を2人くらいに絞れば、そのぶん迷いも減ってスムーズに真剣交際へと進めます。
仮交際中のデートについて
仮交際では3~5回程度デートへ行き、お相手と結婚したいかどうか見極めます。
デートプランは男性が主導で決めましょう。頼りがいのある男性だとアピールするチャンスです。ここでは仮交際でのデートを上手に進めるコツを解説します。
1回目のデートは短時間で済ませよう
仮交際の1回目は食事デートがオススメです。まだ心を許していない段階で、いきなり長時間デートすると疲れます。
1回目はランチかディナーのどちらか、2~3時間くらいのデートに留めておきましょう。
2回目以降のデートは?
2回目以降はレストランでの食事に加えて、どこかへ出かけましょう。下記のような場所がおすすめです。
- 美術館
- 水族館
- 博物館
- お城・お寺
- 遊園地
ポイントは、2人がゆっくり話し合える場所に行くことでしょう。例えば映画館は、2人で喋るチャンスが少ないのでおすすめしません。
デートの回数を重ねるごとに、1回あたりのデート時間も少しずつ増やしましょう。
メールやLINEでもやり取りしよう
仮交際期間中はメールやLINEでもやり取りをしましょう。デートは1週間に1回ぐらいが限度なので、間延びして気持ちが冷めるからです。
会わない期間もコミュニケーションを取り、ライバルとの差をつけましょう。
ただしメールやLINEでのやりとりが苦手な人もいます。連絡の頻度は様子を見ながら決めてください。
仮交際中はどんなことを話す?
仮交際の期間中は何を話すべきなのでしょうか。仮交際になった直後は、仲良くなれればどんな話題でも大丈夫です。
私が活動していた時は、下記のような内容を話題にしていました。
- 仕事のこと
- 趣味について
- 仕事終わりや休日にすること
- 家族について
- 学生時代について(バイトやサークル)
- 好きな食べ物
- 好きな番組や芸能人について
逆に避けた方がいい話題としては、下記のようなものがあります。
悪口・愚痴
デリケートな話題(経験人数や相談所での活動状況)
その他、地雷を踏みそうな話題(政治、宗教、野球の話題など)
自分が聞かれて困りそうな質問は、避けた方が無難でしょう。
仮交際中のスキンシップは要注意
仮交際はお友達という関係性なので、特に男性の側から不用意に距離を縮めるのは危険です。
通常の恋愛で言う「交際」とは違うので、不用意なスキンシップで嫌われないようにしましょう。
婚前交渉はもっとダメです!
「キス」や「手を繋ぐ」「ハグ」は慎重に!
手をつなぐ・キスやハグといったスキンシップは、相手の様子を見ながら慎重に行いましょう。
場合によっては嫌われてしまい、一発で交際終了という可能性もあります。それぞれの交際状況における目安は下記の通り。
交際状況 | 手をつなぐ | ハグ | キス | 婚前交渉 |
---|---|---|---|---|
お見合い | × | × | × | × |
仮交際 | △ | △ | △ | × |
真剣交際 | ○ | ○ | ○ | × |
私もそうでしたが、男性は形から入りたがります。下記のような行為はリスクがあるのです。
- タメ口で話す
- あだ名で呼びあう
- ボディタッチ
- 失礼な質問
- スマホでお相手を撮影する
スキンシップは女性からの提案を待つ
じゃあスキンシップはいつすればいいの?
スキンシップを行うべきタイミングは、女性が提案した時です。男性からのスキンシップは嫌われるので控えましょう。
お相手が積極的にスキンシップを仕掛けてくれるまで、仲良くなれるように努めましょう。
仮交際終了からの復縁は難しい
繰り返しになりますが、仮交際終了はよくあることです。フラれたら諦めて、次の相手を探しましょう。
私の経験上、結婚相談所では復縁の可能性はとても低いです。辛いかもしれませんが気持ちを切り替えて、新しい相手を探すことをおすすめします。
男性から女性への復縁申込みは厳しい
時にはフラれても、どうしても諦めきれないこともあるでしょう。仮交際の復縁は可能なのでしょうか。
結論としては男性から女性へ復縁を求める場合はかなり厳しいです。特に男性側がフラれた側だった場合、復縁は絶望的です。
復縁の依頼も仲人を通すこと!
基本的には復縁の申込みはおすすめしません。しかしどうしても諦めきれないなら、1度だけ挑戦しましょう。
仮交際時に連絡先を交換していますが、絶対に直接連絡を取らないでください。それは下記の理由からです。
- 「仮交際終了の時点で連絡先を消す」のがルールだから
- 仲人間で調整してもらう方が、成功の確率が上がる
直接連絡を取ってしまうと、最悪の場合は強制退会になります。ルール違反はやめましょう。
また仲人は相手の交際状況もよく把握しているので、適切なタイミングで相手に伝えてくれるはずです。
3回~5回のデートで真剣交際へ進むか見極める
3~5回程度デートしたら、相手と真剣交際へ進むかどうかを決めましょう。
仮交際期間の平均は2~3ヶ月程度で、超短期間です。数回デートすれば相手のことはだいたい分かるので、これぐらいが見極めるタイミングとされています。
- お見合いの時には見えなかった本来の性格
- 服装や表情による印象の違い
- 趣味・嗜好
上記のような点に着目して、あなたの結婚相手にふさわしいかを判断してください。
真剣交際は結婚を前提とする
真剣交際は、仮交際とは重みが全く異なります。下記のように、まさに結婚を目前に控えたカップルです。
- 3ヶ月以内には、成婚退会するかどうか結論を出す
- 他の女性との並行交際は許されない
- 別れるときは本人の口から伝える
仮交際感覚で、なんとなく真剣交際に進むと後で辛い思いをします。
真剣交際には、心から「結婚したい!」と思える相手に出会えたら進みましょう。
真剣交際へ進むか見極めるポイント
仮交際中のお相手は、本当にあなたの結婚相手にふさわしいのでしょうか。見極めるポイントは下記の通りです。
- その人と一緒にいて自然体でいられるか
- 想い描くライフプランが似ているか
- お相手の良い点を3つ以上挙げられるか
もし上記の3つとも当てはまるなら、自信を持って真剣交際へ進みましょう。
結婚相談所にいると、つい「もっと良い相手がいるのではないか」と期待してしまいます。
しかしまだ見ぬ相手には期待しすぎず、目の前の相手と向き合って時間の許す限り悩んでください。
悩んだら仲人へ相談
3~5回くらいデートしても、まだ真剣交際へ進むべきか判断に迷うこともあります。困った時はまず仲人へ相談してください。
- 婚活のプロとして適切なアドバイスをもらえる
- 話すことで自分の頭を整理する
- 仲人を通して相手の気持ちを確認できる
仲人はいろんな会員の様子を知っている、いわば婚活のプロです。せっかく頼れる味方がいるのだから、存分に活用して下さい。
「仲人が相談に乗ってくれない…」という方は他の相談所に乗り換えることをおすすめします。
IBJの公式サイト
仮交際に関してよくある質問
繰り返しになりますが、100人以上の方と仮交際へ進んだ経験のある「仮交際マスター」です。ここではそんな私が仮交際に関して、よくある質問を紹介します。
【まとめ】結婚相談所での仮交際の進め方・見極め方
いかがだったでしょうか。お見合いを組んで、仮交際に進む事は比較的簡単です。
しかし仮交際から真剣交際に進むのはとても難しいことです。
真剣交際へたどり着けずに、道半ばで退会していく会員も多いです。
仮交際は短期間に出会いと別れを繰り返すので大変ですが、結婚相談所の活動の中で一番楽しい期間でもあります。
せっかくなら仮交際の期間を楽しみましょう。あなたに素敵な出会いがあることを願っています。
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